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密教瞑想 阿字観

密教瞑想『阿字観』養成講座

密教道場『海』で真実に触れ体感して、

今まで知らなかった世界を知る講座!

密教行者として、

あなたが知らない自分を!

本来の自分を見いだすまで!

沙門明海が責任を持って、指導します。

 

ちろん、出家して、お坊さん尼さんにならなくても大丈夫!

 

自分自身のため、ご家族のため、

よりよくこの世界を楽しく、幸せに生きるため、

あなたのパワーを発揮させます!!

 

密教瞑想『阿字観』の時代がやってきた!!!

 

密教瞑想の特徴は、

 

身体(手、指を使った印契による氣の発揮)

 

声(音を駆使した言霊の顕現)

 

意識(自身の枠を外し、宇宙の真理に遊ぶ)

です。

 

密教瞑想で、

身・口・意 本来の働きを学び、体得し、

プラス波動が常時発動!

幸せになれる!!

まずは、どのような内容か紹介しますね!!

​『阿字観』を行う前の準備体操です。

密教瞑想の心構え

 

上の映像が、

阿字観ご本尊です。

梵字・悉曇・サンスクリット語の「あ」

ご本尊をよ〜く

観てください。

 

月輪(白い部分が満月の光)

阿字(金色)

蓮華(蓮華の上に阿字がたつ)

それぞれに意味があり、

瞑想法がある。

 

ピアニストが毎日

ピアノの練習を欠かさないように、

 

密教行者は毎日

師僧から授かった

密教行法を欠かさない。

 

密教行法は、

師資相伝であり

みだりに語ることはできない。

 

ただし

阿字観に関しては、

大いに語りなさいと、

許可が出ている。

 

不思議

阿字観は

密教の真髄であり根本。

そして

魅惑の世界。

 

師僧からは作法を教えていただく。

 

一つ一つの作法の意味は、

日々の行法で

深めていく。

 

空海、先師、

の教えを頼りに

自ら体得するしかない。

 

密教瞑想実践者の掟として

次の「四重禁戒」がある。

 

一、決して邪道に陥るな。

二、決して菩提心を失うな。

三、決して教えを与える事を惜しむな。

四、決して他人に不利益を及ぼすな。

 

十戒を守ればさらに向上する。

 

戒というものは、

有無を言わずに、

絶対に守れという強制ではない。

菩提(悟り)を得るための

より良き環境を

整える事ですね。

​密教瞑想の原理

      そくしんじょうぶつぎ

『即身成佛義』

 弘法大師空海 撰述

 

 

ろくだい  む   げ           ゆ   が

六大無礙にして常に瑜伽なり

 し  しゅまん  だおのおのはな

四種曼荼各々離れづ

さんみつ  か   じ               そくしつ   あら

三密加持すれば速疾に顕わる

じゅうじゅうたいもう        そくしん

重重帝網なるを即身と名づく

 

 

 

密教瞑想の原理を体得するには、まず上の偈を理解しましょう!

 

​第1句

「六大無礙にして常に瑜伽なり」

「宇宙の本質である六大は、遮るもの無く自由で、常に関係し合っている」

宇宙の始まり

ビッグバン理論によると今からおよそ137億年前に宇宙は誕生したとされています。宇宙誕生以前は空間も時間もない「無」の状態でした。時間の概念が存在しないため宇宙の歴史はこれ以上遡ることはできません。しかし、これは文字通り何もなかったという意味ではなく、プラスとマイナスの素粒子が相殺し合ってゼロになっているような状態でした。つまり、結果的に「無」になっているだけで素粒子は存在し、絶えず「生まれては消えて」を繰り返していたのです。

 

六大とは、地・水・火・風・空・識です。

六大それぞれには、梵字と色と形が存在します。

密教瞑想は、この六大を鮮やかにイメージするのです。

宇宙誕生のストーリーを奏でるようにイメージするのです。

 

ストーリーは、

空→風→火→水→地 の順番です。

識は、五大という本質を悟るという精神的な働きです。

【 キャ字・空輪・雑色・團形 】

科学の言葉では「無」の状態。

密教では「空輪」「虚空」「微細金剛」の状態。

そして、悉曇は「キャ」字

雑色とは赤、青緑、黄色、黒、白が混ざった色

團(団)形とはマニ宝珠の形、立体です。

下の「キャ」字を立体的、エネルギーとして観じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※注意

地・水・火・風・空

悉曇は悉曇。

形は形。

色は色。

として観じてくださいね。

3種類の観想があると言うことです。

3種類が合体したら、五輪塔になります。

悉曇は全て金色の立体で観じてください。

【 カ字・風輪・黒色・半月形 】

永遠にも続くように思われるこの「無」の状態ですが、

非常に低い確率で、あるとき均衡を崩します。

これが宇宙の誕生です。

密教では、「虚空」から「風輪」が起こります。

悉曇では「カ」字。

黒色。

半月形とは球を半分にした立体です。

虚空の均衡が崩れて発生する風。

すごいエネルギーでしょうね。

「風」の動きも観じてくださいね。

自分のイメージ、観念で構いません。

【 ラ字・火輪・赫奕・三角 】

誕生した宇宙はその直後に急激な膨張を始めます。

この段階は「インフレーション期」と呼ばれ、

その膨張は光の速さを超えました。

宇宙の膨張が始まることで直後に重力が生まれます。

宇宙は誕生から1兆分の1の、その1兆分の1の、

さらに10億分の1秒という非常に短い時間が経過すると

やがて膨張の速度は落ち始め

今度は熱エネルギーを放出し始めます。

この現象がビッグバンです。

この段階の宇宙の直径は未だ1cmほどでしたが

100兆×100兆度と言う想像を超える

高温に達していました。

密教では「虚空」「風」のエネルギーから

「火輪」が生じます。

悉曇では「ラ」字

「風」と「火」はすごく仲良し。

実はお不動様の主体(本体)は風なんです。

その周りを炎が渦巻いているのです。

ビッグバンのエネルギーを観じましょう。

色は赤色、不動明王の火焔色です。

形は三角形。

 

 

 

【 バ字・水輪・白色・圓形 】

この後も宇宙は凄まじい速度で拡張を続け

その速度と熱エネルギーを次第に下げていきます。

こうして宇宙が誕生したのです。

このビッグバンの拡張率は

1mmほどの大きさから一瞬で

1000億光年の広さに拡張するのと同等

だったといわれています。

エネルギーが気体の状態から液体化。

重力の影響で気体が圧縮され

「水輪」が誕生。悉曇は「バ」字。

 

 

 

 

水輪は、風を伴なうと巨大な台風にもなる。

 

 

 

 

エネルギーを観じよう。

色は白。透明。

形は球体。

 

 

【 ア字・地輪・金色・方形 】

虚空 → 気体 → 液体 → 固体

「地輪」「地球」

そして

全てを内蔵している。

「ア」字

阿字観の「ア」字は

地球生命体

地・水・火・風・空

全てを含む。

宇宙規模の観想が密教瞑想「阿字観」

宇宙のエネルギーを体感する。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてキーワードは

「キャ」字で説かれた「微細金剛」。

科学では、量子が生み出す異次元の世界。

密教瞑想では、微細金剛が作り出す

以下の「器界観」

 「世界成する時は、

 先づ虚空より風を起こし、

 風の上に火を起こし、

 火の上に水を起こし、

 水の上に地を起こす、

 即ち是れ曼荼羅の安立の次第也。」

曼荼羅は、六大が無碍の状態で常に相応しながら成り立つ世界!!!

 

 

 

※科学記事は、

『ギベオン – 宇宙・地球・動物の不思議と謎』「宇宙の始まりは?ビッグバンと誕生前の宇宙」より引用。

第2句

「四種曼荼各々離れづ」

曼荼羅には4種類あり、それぞれ離れたものではなく本質はひとつです。」

ということです。

 

4種類の曼荼羅とは、

「大曼荼羅」「三昧耶曼荼羅」「法曼荼羅」「羯磨曼荼羅」

 

頭文字を使い

大三法羯(だいさんほうかつ)と言います。

 

大曼荼羅とは、

 

 

 

 

金剛界曼荼羅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胎蔵界曼荼羅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三昧耶曼荼羅とは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法曼荼羅とは、

種字=梵字で描かれた曼荼羅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羯磨曼荼羅とは、

仏像による3次元曼荼羅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、これをあっそうなんだ。で見れば

あっけなく終わってしまう。

 

六大無礙にして常に瑜伽なりの視点で見ると

どうなるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非常にエキゾチックな大日如来。

遍法界(異次元)に没入し、

微細金剛(量子・電子の世界)となり

ミクロでありマクロである世界に

自らの意識、身体の60兆の細胞を

遍法界(異次元)に解放する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが三昧耶曼荼羅の世界。

このパワーと同化して欲しい。

ただただ感銘する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんが大好きなお星様の世界。

 

 

 

 

 

 

 

 

このイメージ力、表現力、

あなたの

ひとつひとつのDNAにもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え〜

閻魔様のイメージが???

阿修羅様のイメージが???

奥深いですね。

これをただ芸術の世界と捉えるのではなく、

自らの瞑想の世界に一致させる。

とにかく、

基礎中の基礎

宇宙の土台である

阿字観を

身に付けること。

身につけてから

初めて

曼荼羅の宇宙に入ることが許されるのです。

なぜなら基礎を身につけず

曼荼羅の世界に突入したら

酒血肉林の世界に迷い込むかもね!

​第3句

「三密加持すれば速疾に顕わる」

「三密加持ということを行えば、時間・空間において速時・速座に顕れる」

三密

身口意(しんくい)

身密・口密・意密という

みっつの秘密。

身密とは身体の秘密

特に手の働き、手の形で表現されます。印契(いんげい)と言います。

猿と人間の大きな違いとして手があげられます。5本の指が自由自在に動かせるのは人間のみです。

左手には以下の意味があります。

 

 

 

 

 

 

 

右手には以下の意味があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめると次の表になります。

 

よく皆さん、神仏に接する時に合掌をしますね。

真言密教では合掌の形として特に金剛合掌を重要視します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金剛合掌

 

左右の手の意味にも記載されていますが、

左手は衆生(人間界)

右手は仏(仏界)

を意味します。

右手親指を上にして

左右の指の第一関節を

交互に

組み合わせる。

金剛(ダイヤモンド)

のように堅くしっかりと

人間と仏が一体無二となる

合掌(印契)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法界定印

宇宙(法界)を司る印契です。

阿字観を行う際に使用します。

密教では右手が上です。

 

曼荼羅に顕れる仏菩薩は全て印契を結んでいます。

 

各々の印契には全て詳細な意味(働き)があります。印説(いんどき)と言います。

 

これが身密の働きです。

 

 

口密とは、

音、言葉、真言のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音、声、真言、言葉、にパワーがあるということです。

 

空海選述

『声字実相義』に

五大に皆ひびきあり

(内外の五大にことごとく声響を具す。

一切の音声は五大を離れず。

五大はすなわちこれ声の本体、

音響はすなわち用(働き)なり)

 

 

 

 

十界に言語を具す

(地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天、

声聞、縁覚、菩薩、仏の十界にそれぞれの言語がある。

みな声によっておこる。

この中で真実の言葉は仏界の言葉であり、

その他九界の言葉は妄である。)

 

六塵ことごとく文字なり

(色声香味触法に各々文字の相がある。)

 

法身はこれ実相なり

(あらゆるものを生み出しているものは五大(地水火風空)であり、

五色(黄色、白色、赤色、黒色、青色)である。

生み出されるものは先生である仏と生徒である生き物と物質である。

この三種の世界には無辺の差別がある。

これらを法然(仏の言葉、真言)

と随縁(生き物、物質)の文字という。)

 

 

意密とは、心、精神。

経典に説かれる

各々の仏の三摩地に住せよ。

 

阿字観の三密を確かめると

 

身密  法界定印。

口密  阿字、あ〜という音。

意密  五大による宇宙生成。

 

となります。

 

加持とは、

加持祈祷の加持。

 

例え話がある。

 

雲ひとつない夜

満月が神々しく輝く。

清浄。清涼。光明。の三徳を有す。

 

 

 

目の前に池がある。

風もなく、

揺れもなく、

鏡のような池。

満月が本物と同じように

映し出される。

 

 

 

 

 

満月が仏様の世界(加)。

池が我々衆生の世界(持)。

 

 

人間は生きていく間に

知らず知らずに

三毒(貪瞋痴)という

煩悩のおおもとが身に

ついてしまう。

 

際限のない貪り。

怒り。

愚痴(愚かさ)。

 

特に厄介なのが愚痴。

癌、痛風、尿管結石にかかり

痛い、痛いと叫ぶ。

これも愚痴。

今度の上司、いや〜な感じ

やだな〜

これも愚痴。

 

むさぼり

怒り

が対象を限定しやすいのに対し、

愚痴(愚かさ)は範囲が広い。

厄介ですね。

 

三毒が身につくと

池に風が吹き

波がたち

綺麗な満月は消えてしまう。

 

満月(仏様)が神々しく輝き

教えを説いているのに

波だった池(我々)は、

教えを受けることが

できない。

 

 

このような状態でも

三密を行えば

一瞬のうちに

波だった池は、

鏡のような池となる。

 

これが三密加持。

 

五鈷杵の中の満月。

第4句

[重重帝網なるを即身と名づく」

 

「重重帝網」

 

これは、華厳経からの引用であり、

「帝釈天の宮殿を飾る珠をちりばめた網」の状態を述べています。

 

もっとわかりやすく言えば

先日、N H Kスペシャル『人体』で、

『脳』

に関して放映がありました。

 

あの時の脳に電気が走る映像!!!

 

脳が刺激を受けると、

刺激に関連する部分に電気が走る。

あの網のような蛍光色の映像です。

 

網の接点、接点に水晶のようであり、鏡のようである珠が、

光を受けると瞬時にお互いに光り輝く!

 

一瞬の間に重重帝網な珠が光り輝く状態はイメージ出来ます。

 

問題は、

光の源は何???

 

第1句(体)理論

第2句(相)姿

第3句(用)働き

第4句(即身)無碍

 

???がずっとわかりませんでした。

 

今まで、

日々行う行法は、

自行用ということもあり、

利他の部分の解釈が漫然でした。

 

法身=我=衆生

 

 

我=衆生

 

の部分が漫然とし、明確でなかったのです!!

 

我=衆生が一体無二であり、

 

自分が菩提(悟り)を求める心を起こすだけでなく、

同時に、

衆生も菩提(悟り)を求める心を起こす!!事を念ずる。

 

極端に言えば、自分はさておき、万物全てが菩提心を起こす!!

ことのみを最優先に行う。

 

これが非常に大切であり、パワーを発する源である!!

 

ようやく、頭の理解だけでなく、

体感できた!!

 

これが、

 

「重重帝網なるを即身と名づく」

 

の真意である。

​阿字観

密教瞑想への興味は深まりましたか?

上記は真言密教の教義を基礎とし、沙門明海の日々の行法から​体得した内容です。

密教では、先生と生徒の関係を重視します。生徒も先生を見極めなくてはなりません!メール講座をはじめ、沙門明海の人間性を開示しました!

選ぶのは、あなたです!!

​良いご縁が訪れますように!!

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